今回は、人材派遣事業ならではの人事労務的な豆知識といいますか 派遣あるあるの中のひとつをご紹介いたします
皆さん、『離職票』ってご存知でしょうか? 実際に離職された人や人事総務部門の人だと実物を見たこともあるはずです 私たちの人材事業部でも、たくさん発行する書類のひとつです
さて、離職票とはいったい何でしょうか? 言葉の通り、離職した時に使う書類のようですね。 離職=会社を辞める事ですが、そんなに何度も経験する事ではないと一般的には考えられます。 派遣会社では派遣スタッフさんの入社と退社が一般企業と比較すると多い業種なので、この離職票の発行が多いと事務員さんは結構たいへんなんですよね~(^-^; 皆さんの勤務先はいかがですか、派遣会社以外で毎月5名、10名以上退職者が出ていませんか? 中小企業であればとんでもないブラック企業だ!なんて思われても仕方ないですね(笑) 大きな派遣会社では毎月100名入社して100名退社って事もあります!
この離職票を発行する目的は、ハローワークに提出して失業保険の受給の手続きをするためなのですが、意外に知らないという人も。なので営業担当の職員も含め、離職票の事をもっと知ってもらいたい! という事でピックアップさせて頂きました。
離職票は雇用保険法において 退職者からの交付請求(申請)があった場合、会社は従業員が退職してから一定期間内に発行する義務があります 退職時に自動的に発行する書類ではありません 発行から失業保険の手続きまでの流れとしては 会社⇒ハローワーク届出⇒退職者へ郵送⇒ハローワークへ手続き ※直接会社が発行できる書類ではありません
離職票が不要な人とは、 ・次の転職先が決まっていて失業給付を受けない人 ・雇用保険に加入していない人(ダブルワークなど)
最後に、 私ブログ編集部員も離職票と源泉徴収票がごっちゃになる時期が過去にありましたね 両方とも退職時に発行するので申請するスタッフさんが間違えてしまったり『送った』『届いていない!』『再発行』なんて事もあり、よくよく確認したら別の書類の事だったという・・・(;´・ω・) いかがでしたか、 ネット上にもたくさん出ている情報なのですが、結構調べている人も多いようですね。 困ったときや心配な事があれば、ご遠慮なく営業担当にご相談くださいませ それではまたお会いしましょう!
ブログ編集部